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一発試験(一般試験)は難しいけど合格できます!

一発試験の難しさはこちらの記事で解説しています。

ですが、それでも一発試験に挑戦したい人へ向けて合格するために必要なポイントを解説します!

一発試験を受験する為に必要な条件

かじー
私は今まで一発試験で以下の免種を取得しました。

取得免種(受験回数)
  • 普通二種(4回)
  • 大型自動二輪(2回)
  • 中型(限定解除審査)(1回)
  • 大型特殊(1回)
  • 牽引(1回)
  • 大型(仮免:2回 路上試験:1回)
  • 大型二種(2回)

そんな私が考える、一発試験を受験し合格する為に必要な最低条件とは以下の要素が備わっているかです。


  1. 運転操作はいつでも路上で運転できるレベル
  2. 各免種の課題に関して問題なく達成できる
  3. 交通ルールの把握と確実な実施(安全確認)



です。どの要素が抜けても合格する事は難しいです。


ですがこの3要素が無理難題な課題かと言えば違います。


現に私もこれだけの免種を取得する事ができました。別に私自身が特別な訳では勿論無いです。


私自身が一発試験を受験して、これが大事だなと思うポイント、即ち合格する為に必要なポイントを各要素別に解説します。

一発試験合格する為のポイント(要素別に解説)

運転操作はいつでも路上で運転できるレベル


一発試験に向けて一番始めに達成すべき要素です。

運転操作については、練習あるのみ。乗って乗って乗りまくる以外の近道はないかと。ですが、運転時間が長くなれば必ず身につきます。

そして、完璧な操作ができる事が基本であり、他の2つの要素はこの状態が達成されなければ、合格レベルになる事は不可能です

試験場を走行する時には必ず緊張します。普段の8割の力が出れば良いほうでしょう。

技術が未熟だと必ず自分が今どの状態なのかを確認したくなるため目線が下がりますし、サイドミラーなどで確認する機会が多くなります。

その為、他にすべき事(安全確認とか)に気が向かなくなります。これでは合格できません。 意識して目線を前に置くこと、サイドミラーを敢えて隠して練習するのも良いと思います。車両の操作に慣れてくると自然と前を向き、脇もあまり気にならなくなります。その位になる事で始めて他の事をする余裕が生まれます。

各免種の課題に関して問題なく達成できる

各免種にはそれぞれ課題が設けてあります。その課題が達成される条件や、課題のルールを正確に知る事は重要です。 幸い、この手の情報はネット上に溢れています。必要な情報をGoogleで検索し、課題の達成条件やルールを正しく知りましょう。 ちなみに各免種毎の課題は以下の通りです。

<中型、大型(一種、二種含む)仮免>

  1. 路端における停車及び発進
  2. 隘路
  3. 狭路通行(S字とクランク)
  4. 踏切
  5. 坂道発進

<準中型、普通仮免>

  1. 狭路通行(S字とクランク)
  2. 踏切
  3. 坂道発進

<中型、大型(二種)路上検定>

  1. 鋭角
  2. 方向変換か縦列駐車
  3. 後方感覚
  4. 路上での指定停車3回(中扉の中心に合わせる)

<普通(二種)路上検定>

  1. 鋭角
  2. 方向変換か縦列駐車
  3. 路上での路端への停車(4回)*内、直前停車3回(駐停車禁止場所も含む)指定停車1回(後部ドアの中心に合わせる)
  4. 転回(Uターン)

<中型、大型(一種)路上検定>

  1. 方向変換か縦列駐車
  2. 後方感覚

<準中型、普通(一種)路上検定>

  1. 方向変換か縦列駐車
  2. 路上での路端への停車(1回)

<普通自動二輪、大型自動二輪>

  1. 一本橋(普通:7秒以上、大型:10秒以上)
  2. スラローム(普通:8秒以内、大型:7秒以内)
  3. 40km/hからの急制動
  4. 坂道発進
  5. 踏切
  6. 波状路(大型のみ、5秒以上)
  7. 狭路通行(S字とクランク)

<大型特殊、牽引>

  1. 方向変換
  2. 踏切
  3. S字(牽引のみ)

該当する免種の課題を正しく知る事は重要です。また、課題の練習は殆どできないと思いますので、最初は「出来たらラッキー」位のつもりで受験しましょう。

普通自動車なら問題ないかもしれませんが、他の免種は1度でクリアする事は難しいと思います。

しかし、少ない回数で達成するためにも、ルールやポイントをしっかり抑えておく事は重要だと思います。達成条件をしっかりと把握しておきましょう(車両感覚が完璧な状態程、受験回数を抑えられると思いますので、操作スキルは完璧にしておくことがやっぱり重要です)。

交通ルールの把握と確実な実施(安全確認)

上記の二つ以外だけでは当然合格できません。

合格するために最重要な要素がこの要素です。



免許を取得するためには安全に運転できる事が求められます。

安全に運転するという事は、危険を予測し、様々な交通場面で何処が危険なのかを正しく理解して、車を操作する事です。

それぞれの場面毎に解説します。

安全確認の基本

先ずは安全確認の基本はミラーと目視です。
目視とはミラーじゃ見えない死角を確認する事で斜め後方まで首を振り確認することです。

この目視は、試験官からも確実にわかるようにはっきりと行う事が重要です。目線だけ動かしても目視とはなりせんし、真横を見ても目視をしたとなりません。意外としっかり首を動かさないといけませんので他の人からも確認してもらうと良いと思います。

発進時

路端からの発進時は、周囲の確認(左右のサイドミラー、ルームミラーと左右目視)し、右に合図をだし、もう一度左後方を目視します。

大型二種は発進時は全て(路端以外も)これに車内の後方確認を目視で行い乗客の安全確認を毎回行います。

進路変更

進路変更は以下の場合行います。
  1. 路端からの発進
  2. 路端への駐停車
  3. 交差点通行の際の寄せ
  4. 車線変更(障害物や駐停車車両などの側方通過含む)
  5. 追い越し

です。合図はその行為をする3秒前に行い、行為が終わるまで継続します。

手順は、
  1. 確認(ミラーか目視)
  2. 合図(合図後3秒待つ)
  3. 再確認(目視がベスト)
  4. 進路変更開始
です。

交差点(直進)

交差点を直進する際も必ず左右の確認を目視で行います(信号付きで青信号でも行う事)。


左右の確認は真横を目視して下さい。

交差点(右左折)

左折の定義は「予め道路の左端に寄り、道路の側端に沿って徐行で通行する」

右折の定義は「予め道路の中央に寄り、交差点の中心のすぐ内側を徐行で通行する」

です。 これに準じた走行が必要ですがそれぞれのポイントとして、


先ずは左折は、
  1. 進路変更で予め道路の左端に寄せる(1m以内)
  2. 進路変更で合図は進路変更を行う3秒前に出していますが、そのまま交差点の合図(30m前)に切り替わり合図が必要ですので、合図は継続する
  3. 交差点侵入前に左右の確認
  4. 左折直前に左後方を目視(巻込の確認)
  5. 徐行(10km/h以下)で通過
そして右折は、
  1. 進路変更で予め道路の中央へ寄せる(50cm以内)
  2. 進路変更で合図は進路変更を行う3秒前に出していますが、そのまま交差点の合図(30m前)に切り替わり合図が必要ですので、合図は継続する
  3. 交差点侵入前に左右の確認
  4. 右折直前に右後方を目視(右の巻込確認)
  5. 徐行(10km/h以下)で通過
です。 中型、大型(一種、二種)はこれに車両のお尻が突き出す(オーバーハング)ので右左折する前に進行方向と逆のサイドミラーか目視で安全を確認します(振出の確認)*オーバーハングについてはGoogleで「トラック オーバーハング」で検索してください。

後退


方向変換や縦列駐車など後退時は、後退する前に直接目視で後方の安全を確認します。


また、後退時は進行方向に集中しがちですが、進行方向と反対の安全も確認し、周囲全体の安全を確認する事が重要です。



安全確認については最低限以上の事は完璧にできるようにしましょう。安全確認の実施は絶対条件です。

交通ルールのおさらいは確実に


路上検定がある免種については、もう一度交通ルールのおさらいが必要です。


路側帯って何か覚えていますか?歩行者の横を通り過ぎる場合のルールは?二種を受験したい方は駐停車禁止場所全て答える事ができますか?



必ず、交通ルールの見直しを行ってください。人間は忘れる生き物です。



絶対忘れているルールがあるはずです。

一発試験を合格するためには練習あるのみ



このように、試験車両で練習できない、課題の練習ができないなど一発試験は不利な条件が多くあります。

2、3回で合格する事は厳しいかと思いますが、しっかり練習を行い、不合格であった場合は何がいけなかったのかを分析して、フィードバックをしっかりする事、後は折れない心を持つ事で一発試験で合格する事が可能です。
一発試験で合格するためには、



お金はかかりませんが、自己研鑽の時間は多く必要です。



これから教習指導員として資格を増やしたい方は、いくらでも職場で練習可能ですし、そもそも希望免許を一発試験で取得出来なければ資格審査も合格できません。

多くの免種を必要とする仕事です。免許取得の費用を抑えるため、また自分の運転技術向上のためにも一発試験で車種追加していきましょう。

この記事が少しでも読んでくださった方のお役に立てれば幸いです。