スポンサーリンク
鶴岡市の文化、歴史に触れながら散歩をしませんか?今回は旧鶴ヶ岡城「鶴岡公園」とその周辺の紹介です!



庄内地方の魅力については先ずこの記事を読んでください!
スポンサーリンク
鶴岡公園について
- 場所:〒9970035 鶴岡市馬場町4
- 鶴岡市役所の近くです。
- 駐車場は周辺に専用の駐車場が多くあります。大きなイベントの際には満車になる可能性が高いですが、通常は空いています。
桜が名所、有名な小説家の記念館も
庄内藩酒井家が約250年来居城とした鶴ヶ岡城址。お堀や石垣、樹齢数百年の老杉が城の名残りを感じさせます。四季を通して美しい花々が咲き揃い、「日本さくら名所100選」に選ばれた園内には730本の桜があり、県内でも有数の桜の名所として知られています。史跡や文化財が集まる鶴岡公園周辺は、藤沢作品の舞台にも登場しており、城下町の風情が色濃く残っています。引用:鶴岡観光ナビHPより元々お城(鶴ヶ岡城)だったこの公園。鶴岡市民なら馴染み深い公園です。
春はお花見(本当に桜が満開の時は見事の一言)、毎年5月25日に行われる天神祭(通称化けもの祭りって言われる有名なお祭りです)、この公園内には荘内神社があり、新年の初詣でも市民で溢れます。


天気が良い日には散歩したり、ベンチもありますんで読書をしたりとゆっくり時間を過ごしたい人にはお勧めの公園です(むしろ普通の日の方が人も少なくゆっくり過ごせるよ!自分も読書や散歩に利用しています。外で開放的に読書するのもオススメ)。以下は筆者撮影。
鶴岡公園の稲荷神社の鳥居ってなんでこんなに重なって幾重もあるかは謎。全国見てもこういう所あるけど(京都伏見稲荷大社とか)意味合いって何なんだろう?
稲荷神社 稲荷神社 公園の案内 公園内の池堀
荘内神社について
鶴岡公園の中心にあり、神社で祀られている御神体は、荘内藩主酒井家の忠次公、家次公、忠勝公、忠徳公が祭神として祀っています。 そんな神社へ向かうとちょうど境内に新しい狛犬が御奉納されたみたいでした。そんなに大きくはない神社ですが、珍しいおみくじ(水みくじや鯛みくじ)もあったりとここでしか体験できないものもあります。可愛い巫女さんもいらっしゃって、お守り、おみくじが欲しい方で賑わっていました。
境内に向かう際にある鳥居 新しい狛犬たち 狛犬さん




庄内の江戸の文化を感じてもらうために無料で解放しています。
因みに「荘内」と書いたり「庄内」と書いたり実際どっちなの?って思った方もいると思いますが、色々調べてみるとどっちでも良いそうです笑
固有名詞上、庄内と記載したり荘内と記載したりしますが、荘内日報社(ローカル新聞社です。)のサイトを覗くとそう記述されています。これは余談です。
中を覗くと旧鶴ヶ岡城周辺の地図や、明治天皇、昭和天皇、令和天皇についての資料もあり、また、甲冑が展示されていたりと結構見応えありました。




鶴岡の歴史も触れられるし、鶴岡の文化に触れられる場所の一つです。
鶴岡公園内の大正時代の建造物「大宝館」
公園内には「藤沢周平記念館」の他にも、「大宝館」があります。大正天皇の即位を記念して大正4年(1915)に建てられた、赤いドームと白壁が特徴の洋風建築物。開館当初は物産陳列場、戦後は市立図書館として利用され、現在は明治の文豪・高山樗牛や日本のダ・ヴィンチと言われた松森胤保など、鶴岡が生んだ先人たちの偉業を讃える資料を展示しています。 つるおか観光ナビHPより
大宝館では鶴岡の偉人が展示されていますが、大正時代に建てられた美しい建造物にも目を奪われます。これ雪が積もった大宝館も情緒があり美しいです。
入館は無料ですので気軽に立ち寄れます。今期(2020年3月まで)の展示では、第47代横綱「柏戸」、小説家「藤沢周平」、ゴジラ・モスラなど数多くの映画を作り世界に知られた特撮映画の監督「本多猪四郎」など多くの著名人が展示されています。
鶴岡市からは多くの著名人が輩出されておりその方々の歴史に触れられる機会はあまりありません。地元の方も一度訪れてみるの良いかと思います。意外と知らない方も多いかと思いますしね(自分も知らないことが多く、非常に興味深かったです)。
大宝館正面 大宝館下から
鶴岡公園周辺スポットの紹介
公園の近くにある庄内藩校「旧致道館」
鶴岡公園の近くに、もう一つ無料で閲覧できる国指定史跡「旧致道館」があります。庄内藩の学校であったのちに、鶴岡県庁、鶴岡警察署、女子教育の明倫学校、小学校と用途を変え使用されていました。
建造物の醸し出す雰囲気も凛としており、中には孔子像などが展示されています。 この東北では唯一現存する藩校建築となり、歴史的価値も高い建造物です。
今は藩主が御成の時に使われた表御門から入ります。
当時は、教職員や藩役人が出入りした西門、生徒が出入りした東門とあったそうです。




青い色の建造物が特徴的な「致道博物館」
公園の近くに一つだけ青い色をした建造物があります。「なんだこれは?」、「なんでこの色?」と誰しもが思う建造物がある「致道博物館」です。
この正体は旧鶴岡警察署庁舎(重要文化財)です。平成25年の改修工事前までは白い建物でした。それが5年の改修工事を終えて青い色になって市民の前に現れたんです。
最初は市民の多くは、「なんで青?」ってなります笑
自分もそうでした。しかし、これには理由があり、旧鶴岡警察署庁舎は明治17年創建当初は青色だったようです。ですので色を青くリニューアルしたようです。 他にも常設展示として、「旧西田川郡役所」(重要文化財)、旧荘内藩主御隠殿、民具の蔵、重要有形民俗文化財収蔵庫、旧渋谷家住宅(重要文化財)、酒井氏庭園(国指定名勝)、旧鶴岡警察庁舎(重要文化財)と見応えはあります。
歴史文化に触れる上では外せない場所でしょう。
入館料は一般800円、大学・高校生400円、小中学生300円となっています。
外から 外から 正面
鶴岡の文化に多く触れられる場所「鶴岡公園」
鶴岡市を語る上で、外せない場所がここ鶴岡公園です。その周辺にも多くの歴史的建造物があり、先人の文化を知ることができます。また、その景観も見事であり、四季折々の情緒ある景色を見ることができ、本当に美しい場所です。春の桜と冬の雪が作り出す景観は本当に美しいです!
天気の良い日にゆっくりと散歩しながらこの街の文化に触れてみるのも良いかと思いますよ!
鶴岡市民の自分でも未だ未だ知らないことが沢山ありました!奥が深いです。勉強になりました!
スポンサーリンク